ロコモティブシンドローム その1 骨粗鬆症と磁気パワーマグネット整体
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ロコモティブシンドロームとは、「運動器症候群」といい、運動器(体を動かすことに関わる骨、関節、筋肉など)が衰える事によって、日常生活に支障が出てくる状態のことをいいます。ロコモティブシンドロームの状態が進行していくと、将来介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなります。
運動器の障害は、運動器自体の疾患によるものと、加齢による運動器の機能低下のものとがあります。今回は、運動器の疾患によるもので、一番多い原因となる骨粗鬆症についてお話しします。
骨粗鬆症とは、骨の密度や強度が低下して骨折しやすくなる状態の事をいいます。
骨粗鬆症になると、尻もちをついたり、転んだりするだけで簡単に骨折するようになります。もし骨折をした場合、骨折が治るまでは、しばらく安静の状態でいなければいけないので、その間、筋力が著しく低下したり、関節を動かさない事による、関節のこわばりが起きたり、骨の強度の低下が更に進んだりします。
骨の中では、骨をつくる骨芽細胞(こつがさいぼう)と、骨を壊す破骨細胞(はこつさいぼう)が働き、毎日古いものが壊され、新しいものを作っています。また、骨が成長していく過程で重要な役割を果たすのが、ビタミンとホルモンです。あるきっかけで、これらの細胞、ビタミン、ホルモンのバランスが崩れ、骨が壊される量が増えると、骨粗鬆症になります。
パワーマグネットは、血流をスムーズにする事によって、骨を作る細胞1つ1つの働きを活発にし、甲状腺、副甲状腺から出る骨の生成に関わるホルモンのバランスを整えやすくし、骨を強くするお手伝いが出来ます。